お役立ち情報 2025.06.11

お庭の芝生について

静岡県浜松市でオール電化商材、その他各種建材の販売やリフォーム全般を承っているサンコーリモデルです。今回は芝生の選び方について解説していきます。

芝の選び方には、主に「天然芝」と「人工芝」の2つの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや用途に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。


天然芝(天然の芝生)

自然の芝生ならではの魅力と、それに伴う手間があります。

天然芝のメリット

  1. 自然な見た目と感触: やはり本物の芝生は、見た目も触り心地も自然で美しいです。季節ごとの色の変化も楽しめます。
  2. 土壌改良・ヒートアイランド現象の緩和: 土中の微生物や植物の働きにより、土壌環境を改善する効果があります。また、蒸散作用により、夏場の地表温度の上昇を抑え、周囲の気温を下げる効果も期待できます。
  3. クッション性: 柔らかいため、お子様やペットが遊ぶ際の転倒時の衝撃を和らげます。
  4. 香りと癒やし: 芝生特有の青々しい香りは、リラックス効果をもたらします。
  5. 環境負荷が低い: 基本的に自然素材なので、廃棄時の環境負荷が低いです。

天然芝のデメリット

  1. 高いメンテナンス性: 定期的な水やり、芝刈り、施肥、雑草取り、病害虫対策など、年間を通じて手間と時間がかかります。
  2. 天候や季節に左右される: 日当たりや水はけ、気温によって生育が大きく変わります。冬場は枯れて茶色くなります。
  3. 泥汚れや土埃: 雨の日には泥だらけになったり、乾燥した日には土埃が舞ったりすることがあります。
  4. 初期費用とランニングコスト: 芝の種類によりますが、植え付け自体は人工芝より安価な場合もありますが、その後の水代、肥料代、薬剤代、芝刈り機などの費用がかかります。
  5. 強い日差しや踏圧に弱い: 厳しい日差しや、頻繁に人が歩く場所では傷みやすく、部分的に剥げてしまうことがあります。

人工芝(人工の芝生)

近年品質が向上し、手軽さから人気が高まっています。

人工芝のメリット

  1. メンテナンスフリーに近い: 芝刈り、水やり、施肥、雑草取りが基本的に不要です。非常に手間がかかりません。
  2. 年間を通して美しい景観: 季節や天候に関わらず、常に青々とした状態を保ちます。冬枯れの心配がありません。
  3. 耐久性が高い: 踏圧に強く、人が頻繁に歩く場所でも劣化しにくいです。
  4. 泥汚れや土埃がない: 雨が降っても泥濘まず、砂埃も立ちにくいです。
  5. 日当たりを気にしない: 日陰の場所でも設置可能です。
  6. アレルギー対策: 花粉や虫の心配が少なく、アレルギー体質の方にも安心です。
  7. 水やりが不要で節水になる: 水道代の節約にも繋がります。
  8. ペットとの相性: 汚れがつきにくく、清掃が比較的簡単です。

人工芝のデメリット

  1. 初期費用が高い: 天然芝の初期費用と比較すると、高品質な人工芝は設置費用が高くなる傾向があります。
  2. 熱を蓄えやすい: 夏場の直射日光下では、表面温度が非常に高くなることがあります。火傷の危険や、周囲の気温上昇に繋がる可能性もあります。
  3. 質感や見た目の限界: 最近の人工芝は非常にリアルですが、やはり天然芝のような自然な感触や香りは得られません。遠目には美しくても、近くで見ると「人工物」とわかる場合があります。
  4. 耐久性に限界がある: 高品質なものでも、紫外線による劣化や、摩擦による摩耗は避けられません。一般的に10年程度が寿命とされています。
  5. 排水性: 適切な施工をしないと、水はけが悪くなる可能性があります。
  6. 静電気: 乾燥した時期には静電気を帯びやすいことがあります。
  7. 環境負荷: 主にプラスチック製のため、廃棄時に環境負荷がかかります。また、経年劣化によりマイクロプラスチックが発生する可能性も指摘されています。

芝の選び方のポイント

上記を踏まえて、ご自身の状況に合う芝を選ぶためのポイントです。

  1. 使用目的と用途:
    • 庭で子供やペットを遊ばせたい、自然を楽しみたい: 天然芝が最適です。
    • 景観を重視し、手入れの手間を省きたい、駐車場や通路に敷きたい: 人工芝が向いています。
    • ベランダや屋上など、土がない場所: 人工芝一択です。
  2. メンテナンスにかけられる時間と労力:
    • 時間をかけて庭の手入れを楽しみたい、自然との触れ合いを重視したい: 天然芝。
    • 忙しくて手入れの時間が取れない、手軽さを優先したい: 人工芝。
  3. 初期費用とランニングコスト:
    • 初期費用を抑えたいが、長期的なメンテナンスコストは許容できる: 天然芝。
    • 初期費用はかかっても、その後の手間とコストを最小限にしたい: 人工芝。
  4. 設置場所の環境:
    • 日当たりが良い、水はけが良い場所: 天然芝、人工芝どちらも可能。
    • 日当たりが悪い、日陰の場所: 人工芝が適しています。天然芝は育ちにくいです。
    • 夏場の熱が気になる場所: 天然芝の方が地温上昇を抑えられます。人工芝の場合は遮熱タイプを検討するか、水で冷やすなどの対策が必要です。
  5. 見た目と感触のこだわり:
    • 本物の芝生ならではの自然さ、香り、感触を重視したい: 天然芝。
    • 常に緑であること、手軽さを重視し、見た目のリアルさはある程度で良い: 人工芝。

結論として

  • 手間を惜しまず、自然との触れ合いや癒やしを求めるなら「天然芝」
  • 手軽さ、年間を通じた美しさ、耐久性を求めるなら「人工芝」

どちらにも一長一短がありますので、ご自身のライフスタイルや何を最も重視するかを明確にして選ぶことが大切です。

現在、リフォームキャンペーン開催中です!静岡県にお住いでリフォームをご検討中の方は、是非この機会にサンコーリモデルでお家をリフォームしてみませんか?

リフォームを検討したい、
無料で診断してほしいと思ったら
お気軽にご相談ください!

ご来店の際は、事前にお電話またはお問合せフォームてに
ご予約ください。

受付時間
※土日定休

メールでのご相談・お問い合わせはこちら
資料請求
無料相談
TEL