お役立ち情報 2025.03.11

火災警報器の設置個所、交換目安について

火災警報器は、火災の早期発見に役立ち、大切な命と財産を守るための重要な設備です。適切な場所に設置し、定期的に交換することで、その効果を最大限に発揮することができます。

1. 設置個所

法令で義務付けられている設置個所

  • 住宅用火災警報器 (住宅用火災警報器を設置する義務に関する法律):
    • 寝室、居室、階段室: それぞれに1個以上
    • その他の部屋: 1個以上
    • 寝室と居室が同じ部屋の場合: 2個以上
    • 高齢者や身体の不自由な人がいる部屋: 1個以上
    • 2階以上の住宅: 1階と2階にそれぞれ1個以上

推奨される設置個所

  • キッチン: ガスコンロや換気扇の近くに1個
  • リビング: 火災発生時の煙が充満しやすい場所に1個
  • 廊下: 避難経路に1個
  • 書斎: 電気機器の使用が多い場所に1個
  • 倉庫: 可燃物の保管場所近くに1個
  • 地下室: 換気が悪い場所に1個
  • ガレージ: 車両の保管場所に1個

設置場所を選ぶポイント

  • 煙が充満しやすい場所: 火災時に煙が最初に充満する場所
  • 避難経路: 避難経路の入り口や分岐点
  • 火災発生源の近く: 火災発生源から離れた場所に設置しても、煙が到達するまでに時間がかかってしまうため、近くへの設置が有効
  • 人通りの多い場所: 火災発生を早く発見できる場所に設置

2. 交換目安

  • 煙式火災警報器: 10年
  • 熱式火災警報器: 5年
  • 光電式火災警報器: 10年

交換が必要なサイン

  • 警報音が鳴らない: 電池切れや故障の可能性があります。
  • 警報音が弱くなった: 電池切れの可能性があります。
  • 警報音が頻繁に鳴る: 故障の可能性があります。
  • 外観が汚れている: 汚れや埃が溜まると、正常に動作しなくなる可能性があります。

交換方法

  • 自分で交換する場合: 製品の取扱説明書に従って交換してください。
  • 専門業者に依頼する場合: 火災警報器の設置・交換を専門に行っている業者に依頼してください。

3. その他注意点

  • 火災警報器の設置場所や交換時期については、各地域の消防署に相談してください。
  • 火災警報器は定期的な点検が必要です。
  • 火災警報器を誤作動させないよう、注意してください。

火災警報器の設置と交換は、火災から身を守るための重要な対策です。適切な場所に設置し、定期的に交換することで、安全な住環境を確保しましょう。

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